Vimperatorの基本操作

今回はVimperatorの基本操作について記述します。


けどその前に。
Vimperatorを導入すると、とんでもなくシンプルな画面になっちゃって戸惑う人がいると思います。
…いるよね?



そのせいで何も知らずに導入しちゃった人はいきなりAlt+F4を押すとか。
良い子はマネしないでね。



とりあえずメニューバーとナビゲーションツールバー、あとスクロールバーくらいは復活させたい。
そんな人は
:set guioptions=mTr
と打ちましょう。
うまく入力されない人は一旦ESCキーを押して記述リセットしてみるべし。

これでまぁ、ある程度元通りになると思います。
ちなみにメニューがm、ナビゲーションツールバーがT、スクロールバーを右に表示でrです。
いらないモノがあったらその文字を省けばOK。




さて、前置きが長くなったけど、ここから操作方法について。

☆ページ移動
下にスクロール:"j" "Ctrl-D" "Ctrl-B"
上にスクロール:"k" "Ctrl-U" "Ctrl-F"
一番下に移動 :"G"
一番上に移動 :"gg"

Ctrl-DとあったらCtrlを押しながらDを押してください。
また大文字だったらShift押しながら
ggのように連続してたら1文字目を打った後に2文字目を入力すればいい。

スクロールの部分に関しては移動幅が小さい順になってます。



☆タブについて
左のタブに移動 :"gT"、"Ctrl-p"
右のタブに移動 :"gt"、"Ctrl-n"
指定のタブに移動:"b(数字)"
タブを閉じる  :"d"

指定のタブに移動はbを押すとコマンドライン上に"buffer! "と出ますので、そこに開きたいタブの番号を入れます。
タブの番号は左端のタブが1でそこから2、3と続きます
またbと打ってからTABキーを押すとリストが出ますので、それを選択してもいいです。
選択はTABを押すと下に、Shiftキーを押しながらTABを押すと上に移動しますので、目的のとこでEnterキーを押すことによって決定します。



☆検索系
ここからはコマンドについて説明する感じにします。統一感なくてごめんなさい。

"f"、"F":
この前チラッと書いたFollowHintのことです。
例えば普通のブラウザでマウスやタッチパッドを使わない場合、目的のリンクに行くのにひたすらTABキーを押す必要があるんだけど、そうする必要がなくなる。


通常の状態でfを押すと、こうなる↓

数字が出ます。
fを押したあとにこの数字を押すことにより、そのリンクを開くことができます。
ちなみに一桁の数字(特に1とか2とか)の場合、10なども選べる可能性を考慮して数字だけで飛ばない場合があります。その場合はEnterキーを押してください。
また、Fの場合だと選んだページを新規タブで開きます。


"o"、"O":
openの略です。
oを押したあとにURLを記述するとそのページを開き、文字を入れるとそのgoogle検索結果を表示します。
またoの後にTABキーを押すと、あらかじめ登録されているページを開くことができます。
Oの場合は現在のページのアドレスがopenの後ろに表示されます。要はアドレスを直にいじりたい人向け。


"t"、"T":
tab openの略です。
openを新しいタブで行います。

"/":
ページ内検索を行います。
/の後ろに検索したい文字を押してEnterキーを押すと、その文字に色がつきます。
条件にあった文字が複数あった場合、次の場所にはn、前の場所にはNで移動します。


"r":
reloadの略。
そのページを更新します。

"y":
yankの略。
開いているページのURLをコピーします。

"gU"、"gh"、"gH":
gはgoの略です。
gUで今いるページのルートページを、ghで現在のタブでホーム設定してあるページを、gHで新しいタブでホーム設定してあるページを開きます。
これは使う人、使わない人別れるかもしれませんね。

"i":
viで言うinsertモードです。
といっても入力するためのものではなく、文字列の選択などに使います。この辺は普通のと同じ。
コピーなどにはヤンクが使えます。


"Ctrl-v":
一時的にVimperatorのコマンドをOFFにします。
なんでこんなコマンドあるの?というと、
Vimperatorを使っている時は通常時のコマンドが使えないからです。

だからCtrl-cでコピーなどしたい場合も一旦Ctrl-vを打たないと使えません。
まぁ、Shift-Insertでもコピーできるんだけどねw



とりあえず今日はこんなところで。
次回はRCファイルについてかな。